今でこそ文章を書く。いわばライティングの機会は減ったものの、この仕事に就いて15年くらいは書いて書いて書きまくる。文章の「鬼」だった頃もあった。

 近頃の爆発的なインターネットとスマホの普及にともなって新聞、雑誌といった紙媒体は減少の一途、かわって激増したのがデジタル雑誌やデジタル書籍といったデジタルコンテンツ。雑誌や新聞を発行する際の印刷や装本など手間がない分、デジタルコンテンツはスピードがウリなのは分かるのだけど、近ごろの日本語、文章に対するレベルの低下は酷すぎる、と思う。

 かくいう自分も最近は新聞や雑誌でなくネットニュースを中心に読者としてお世話になっているが、違和感なく読めるのは東洋経済と文春、あとはLEONくらいなもの。それ以外はまあ誤字脱字は当たり前。ジャンルは違えどおなじ文筆業に就いていた者として何ともいえない、いたたまれない気持ちになる。

 とはいえそれも時代の移り変わり。速攻で即効性ある情報が得られるのは今このときの誇れるところだし、TwitterやLINEなどのSNSが当たり前な今、ちょっとした誤植も笑いに変換できるたくましさも育ってると思うわけで。

 そんな感じでここまで書いて、そして読んで貰えたところで…

ね? カタイでしょ??

しんのすけの文章、あら意外、堅苦しいでしょ?? 

 ホームページに文章を投稿する場合、はたしてどんなキャラで文章を綴っていけば良いのか。まだ悩んでるところがある。(実際はコレ、オンラインサロンパチスロ倶楽部に寄稿したものをリライトしたやつなんだけど)

 そう例えば一人称。文章中で自分のことを何と書けば良いか? 書き出しが変わるだけでその文章の雰囲気はがらっと変わるからホント大事。


わたし


自分
オイラ

 いちばん下のオイラは、駆け出しの頃、文字数を稼ぐことと唯一性を出したかったから辿りついた一人称で、映像に出るようになってからは自分のことをオイラなんて口が裂けても言わなかった。俺か、僕か、私が多いかなぁ。

 人と話すとき、例えば侍っぽく「拙者は~」とか女性っぽく「アタシは~」とか、はたまた少年をイメージして「僕は~」とか。

 普段の自分とはかけ離れた一人称を使ってみると新たな自分を発見できるかもね。

 ともあれおかげさまを持ちまして僕のYouTubeチャンネル「しんのすけちゃんねる」ホームページを立ち上げることができました。メインテーマはもちろん『パチスロ』。みんなのパチスロライフを潤わすステキなページになることを祈ってます。今後ともヨロシクお願いします!

※しんのすけオンラインサロン「パチスロ倶楽部」の投稿記事をリライトしたものです。